こんにちは、crAsmの倉下です。
今回はcrAsmビジュアルノベルリスト2021より「深雪に咲く」をプレイさせていただきました!
今回は少々簡略スタイルのレビューで失礼いたします…;
作品情報
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スクリーンショット
感想
レビュー投稿までタイムラグができてしまいましたが、タイトルやサムネイルが和風で雪ということで1月にプレイしました。鬼が出てくるので節分にも合いそうですね。
雪景色のバリエーションが豊富だったり日によって雪の降り方が変わるのが良かったです。あと千景君の袴かっこいいはかまはかまはかま(やかましい
あとThunderSoniaさんの色の塗りが密かに好きで、特にスチルの椿さんの髪がめちゃめちゃきれいです!
椿さん(主人公)や六花君(角のある彼)が妖怪ということで、妖怪がどのような特徴や能力を持っているのか徐々に明らかになってくるのが面白かったです。
千景君(緑髪の彼)のみ人間ということで、個人的にはプレイしていて割と彼目線だったかもしれません。
1週目は読み進めていて何が起きるか分からなかった(良い意味で)ので思うがままに選択肢を選んで進んでみました。
個人的には六花君が見るからにアレな感じ(?)だったので始終手に汗握りながら読み進めていた節もありますが、千景君と椿さんが徐々に打ち解けていく様子がとても良かったです。
こういう、盛り上がる前の部分(起承転結で言うと起や承の部分)で惹きつけられると作者さんスゴい!と思ってしまいますね。
そして本当に、この1週目の感動は1週目でしか味わえないので、これからプレイする方にはじっくり味わっていただきたいです! …至極当然のことを言ってますかね。。
ちなみに、1週すると以降は共通ルートをスキップするのが通常ですが、今作は名残惜しさもあって最後のエンドを埋める際に改めて最初から読みました。
あまりメタなこと?に囚われずに没入できた、というのも上記の要因だったかもしれません。誤字脱字やバグ、演出の過不足や文字が読みにくいなども無かったと記憶しています。作品を読むことを阻害するものが無い、というのはやはり良いですね。
関連してシステム面について、
コンフィグはタイトル画面からは開けませんが本編開始後に右クリックで開けます。その点だけ押さえればシステムまわり申し分なしでした。
強いて言えば
・ボイスありのセリフで主人公の名前を読み上げない(表記≠ボイスとなる)点
・スチルと同時に顔グラが表示される(画面に同じ顔が2つになってしまう)点
は個人的には少し気に留まりましたが、各プレイヤーの好みや表現の優先度?の兼ね合いでどうしてもジレンマになってしまう部分なのかと思います(自分は制作者としてはプレイヤーの好みガン無視で主人公名前固定・ボイス無しに走ってしまうのであまり考えたことがありませんでした…)。
各エンドの攻略はなかなかに難しく(中高生時代に国語で詰んでた人間が故か…)、作業になってしまうのも嫌だったので早いうちに公式サイトの攻略ページにお世話になりました。ヒントと完全攻略が分かれている親切仕様で有難いです!
何とかヒントだけでクリアできましたがコンプリート後に完全攻略で答え合わせをするのも楽しいです。
全エンド見ると六花君の印象も変わりますね、良い方向に。それでも千景君推しは揺るぎませんが(笑)。
エンドのうち1つは何となく予想できた(願っていた)方向性でしたが、それ以外は「あーそうくるか!確かにそれアリ」という感じで。いずれにせよワクワクさせられました。作品紹介にある通り『愛情溢れるハッピーエンドと愛欲溢れるバッドエンド』があります。自分は後者のようなエンドは普段あまり積極的に見たがらないタイプなのですが、本作に関してはそちら方面も含めて良かったです!
以上となります、ご覧いただきありがとうございました。
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