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海外送金体験談(翻訳依頼料の支払い)

更新日:2023年7月9日


先日、ゲームの翻訳を依頼し支払いを行う機会がありましたので支払いの経験談を綴ります。

初めてだと結構大変ですし失敗談もあるので、気になる方はご一読くださいませ。


※相手先が個人など、依頼先によって支払い方法は異なるかと存じます。今回は一例です。

※2022年10月時点の情報です。




今回のケース

法人からの請求です。請求書(インボイス)に法人番号(付加価値税登録番号)や口座番号(IBAN)などが掲載されていました。




使用したサービス

Wise(旧TransferWise)を使用しました。

前述のIBANなど初見の概念については調べながらでしたが、基本的にwebサイトの手順に従って進めれば大丈夫でした。


必要なもの

  • マイナンバーカード

    • 無い場合どうなるかまでは未確認です

  • 銀行口座など

    • 手続きの過程でサービスが指定する口座への入金を求めらたかと(うろ覚え)

  • カメラ付きスマートフォン

    • 本人確認で顔認証があった気がします(うろ覚え)

  • 送金先情報

    • 前述の通り、今回は請求書に記載されていました

他にもあったかもしれません…。




注意点


支払いに要する日数

サービスによっては1~2週間またはそれ以上の時間がかかります(特に初回利用時)。

一方で、時間がかかると請求書の期限が切れてしまいます。

期日通りに送金できないと信頼に関わりますので、支払いフェーズになったら全力で対応されることをおすすめします。


相場の変動

2021年1月に103円前後だった米ドルが2022年10月には148円ほどにまで上がっています。

例えば、翻訳料の見積が500ドルだったとしましょう。2021年1月に「5万円くらいかぁ」と思っていても、翻訳が終わって支払うのが2022年10月であれば「あれ、7.5万円も払わないといけないのか!」となります。

通貨によってはもっと変動する可能性もありますので、十分すぎるくらいの余裕資金を準備しておきたいところです。

支払い日数の件も含めですが、個人的な印象としては「支払い能力が無いのでは」という雰囲気が相手を最も不安にします。あちらも生活がかかっていますので。


相手国

国や通貨によっては送金サービスの対象となっていない場合があります。


相手は日本の事情を知らない

相手は受け取るだけなので、送金手段はこちらが確認する必要があります。日本との取引実績がある相手であればラッキーかもしれません。

本格的な依頼の前に、送金テストや少額の依頼を試験的に行うなどもおすすめです。


英語力

優秀な翻訳ツールがある昨今といえどある程度の英語力は必要です。英語でのコミュニケーションの経験がほとんど無いのであれば、海外への有償の依頼は個人的にはおすすめできません。




失敗談(送金関連)

最初PayPalやSBIレミットで支払いできると考えていたのですが無理でした。基本的に個人間送金向けのサービスのようでしょうか。相手が対応してくれるかにもよります。


以前、今回と同じ方にレビュー記事の翻訳という少額の依頼をしたことがありました。その際も確かPayPalで直接の送金がうまくいかず、ko-fiという投げ銭サービスを経由して支払いを行ったと記憶しています。


今回の件では当初SBIレミットを試しました。

初回利用時は本人確認に1週間程度かかります。また、申請後に書類が送られてくるのですが、その受取時にパスポートなどアルファベットで氏名が記載された身分証が必要となります。

更に、一部の国を除き現金送金(10 Minute Service)となります。相手の名前・住所・電話番号などを入力して手続きを進め指定の口座に入金すると受取番号?が発行されるので、それを添えて相手に「この番号をもって銀行(マネーグラム社取扱店)に行って」と伝えることになるのですが…今回のケースでは「それじゃ受け取れない」と言われてしまいましたorz




その他、翻訳まわりの体験談

今回の翻訳依頼は諸々の先方の事情もあって随分と時間がかかってしまいました。こちらとしても急がないと申していたので問題ないのですが、本来であれば納入時期についても相手と握っておくべきかと思います。納期が守られなかった場合に何が起きるか・誰がどう責任を取るかについても確認しておくべきでしょう。また、今回は納品後の支払いでしたが先払いの場合は持ち逃げされる覚悟も必要かと思います。

今回の依頼以前にも「翻訳しますよ」というお声掛けを2,3頂いたことがあったのですが、これらは先方が多忙になって立ち消えとなったり、想定以上に時間がかかったケースもありました。


確実に納期通りに翻訳結果を得たい場合は実績のあるところに依頼するのが良いと思います。お金は必要ですが。日本のサービスを使えば日本語でやりとりもできてよいかもしれません(今回は英語でのやりとりでした)。


自分はプログラムが多少書けるので翻訳テキストの実装もある程度自動化できましたし、使用しているゲームエンジン(Ren'Py)が翻訳に対応していたのである程度ラクができましたが、それでも作業的な負担はそこそこあります。

また、UIのボタン(Save、Loadなど)は日本語の作品では英語表記のものも少なくないですが、一般にはこうした箇所も翻訳するそうです。Ren'Pyは画像を言語別に切り替えることもできるので言語別のボタン画像を作って対応できました。



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